ケージ内の大掃除ってみんなどうしてるの?
注意点があるなら教えてほしい!
リクガメのケージは1〜2ヶ月に1度は綺麗に大掃除するべき!と多くの書籍でいわれています。
しかし具体的に、細かく画像で紹介している書籍がない現状です。
【この記事を書いているヘルマンじろーについて】
ヒガシヘルマンリクガメのかめじろうと生活して4年目になりました。
まったくの初心者だったのでリクガメと名前のつく本はほぼ全て目を通し、特にヘルマンリクガメの知識を身に付けてきました。
実際にかめじろうのケージの大掃除の方法と注意点の情報をシェアできたらと思います!
この記事ではヘルマンリクガメのケージの大掃除の具体的な方法と注意点についてお伝えします。
この記事を見てもらうことで「ケージの大掃除の具体的な方法や注意点がバッチリ分かり、健康的に過ごせるヘルマンリクガメのケージ内の環境設定」ことができます。
- 1〜2ヶ月に1度はケージ内の大掃除と床材の入れ替えをする
- 大掃除の際「リクガメの脱走」「飼い主のケガ」「大掃除後の設定」に注意する
1〜2ヶ月に1回の大掃除!床材の入れ替えとケージの掃除
- ケージ内を清潔に保つために大掃除をする
- 床材を全て入れ替える
リクガメを飼育しているケージ内は毎日のお手入れにより、清潔に保つ必要があります。
ケージ内が清潔でなければ、リクガメが体調を崩す原因になります。
- 毎日のお手入れ
- 残ったエサの処理
- 排泄物の処理
- 排泄物で汚れた床材の処理
- 水入れの水を入れ替える
しかし毎日お手入れをしていても、少しずつケージは汚れていきます。
そこで1〜2か月に1回はケージ内を大掃除しましょう。
床材はどのような種類でも、時間が経つにつれて汚れていきます。
また、おしっこやウンチをするたびに汚れた床材を取り除くため、ケージ内の床材の量は減っていきます。
どれだけケージ内を清潔に保とうと努力しても、床材の劣化によりカビや細菌が発生する可能性があります。
ヘルマンリクガメは「やや乾燥した環境」を好む種類です。
環境的に多湿を好むリクガメよりもカビや細菌の発生リスクは低いですが、床材の汚れ具合によって入れ替えは行うようにしましょう。
床材の汚れ具合にもよりますが、1〜2ヶ月に1度は床材を全て入れ替えるようにしましょう。
ケージ内の大掃除!具体的な手順【画像あり】
それではケージ内の大掃除、床材の総入れ替えを写真付きで説明していきます。
かめじろうのケージはエキゾテラのグラステラリウム9045です。
ケージの大掃除は多くの書籍で「水洗い」「天日干し」が推奨されています。
しかし今回はその両方とも行わない「時短バージョン」をお伝えします!
- リクガメをケージから出す
- 紫外線ライト、保温用ランプを消す
- トップカバーを外す
- ケージからライトを外す
- シェルターなどの飼育用品を取り出す
- 床材を取り出す
- ケージ内をアルコールで拭く
- 床材を敷き詰める
- シェルターなど飼育用品を入れてライトをセットする
- トップカバーを設置する
まずはリクガメをケージから出します。
大掃除の間、かめじろうには日光浴やベランダやリビングをお散歩をしてもらっています。
ケージの大掃除の時はまず初めにライト・ランプの電源を消します。
うちは面倒臭いので紫外線ライトは外側に向けてケージに引っ掛けて大掃除をします。
取り出して、それぞれ水洗いします。
園芸用のスコップを使用して床材を全部取り出します。
うちはケージ内を拭く際にパストリーゼを使用しています。
パストリーぜは人間が食べる食材にかけても大丈夫と表記されているアルコールです。
人間が口にしても大丈夫なら、リクガメも害じゃない!と思って使ってます。
この方法でかめじろうは4年間、定期検診でも健康体といわれています。
この時はデザートブレンド×バークチップを混ぜて使用しました。
元通りにセッティングします。
これにて終了です!
大掃除は開始から終了まで、約30〜40分かかると思います。
かめじろうのケージは二人がかりで行うので20分前後で終わります。
【大掃除の時の注意点】リクガメの脱走や飼い主のケガ
- リクガメが脱走しないように注意する
- 特に夏や冬は温度の変化に注意する
- ライトは決して時間をおいてから!大火傷する
大掃除中、かめじろうにはリビングやベランダを散歩してもらうようにしています。
室内でもどこに行ったか分からなくなることもあるので、最近は甲羅にGPSをつけるようにしています。
スマホのアプリで音を鳴らすと、どこにいるのかすぐに分かるのでとても便利です。
大掃除中、リクガメにキャリーや深さのあるバケツなどの容器に入ってもらっておくのも良いでしょう。
しかし、この際の温度や湿度の変化によって体調を崩す可能性も考えられます。
我が家が大掃除+床材総入れ替えを時短バージョンで行う最大の理由です。
夏は熱中症や脱水、冬は風邪や肺炎になる危険もあるので大掃除中のリクガメがいる環境にも気を配るようにしましょう。
ケージからシェルターなどの飼育用品やライトを取り外す時は、必ずライトを消してから行いましょう。
特にホットスポット用の保温球は点灯時に約100℃に達するので、少し触れるだけでも大火傷を負うことになります。
一瞬ライトに当たっただけで「皮膚が剥がれるレベルの火傷」をしちゃいました。
本当に気を付けてください!
ライトを決して10分経つと触っても問題のない温度まで下がります。
最低でもライトを消してから10分は待つようにしてください!
信じられないかもしれませんが、じろーがよくやってしまうミスなので紹介させてもらいます。
サーモスタットは一言でいうと「設定した温度になるように保温ライトの電源を自動オンオフできる飼育用具」です。
サーモスタットは「センターを設置している空間の温度に対して作用する」ので、センサーはケージ内にセットする必要があります。
大掃除後は忘れずにケージ内にセットするようにしましょう。