リクガメも爪が伸びるみたいだけど、どのくらいの頻度で切れば良いの?
具体的に爪を切る方法が知りたい!
リクガメも他の動物と同じようにツメが伸びます。
伸びすぎる事でデメリットもあるので、日々の健康チェックで爪の長さを確認する必要があります。
かめじろうをお迎えした時、爪を切る具体的な方法について知らず「どのくらいの頻度で」「どのように切れば良いのか」分かりませんでした。
【この記事を書いているヘルマンじろーについて】
ヒガシヘルマンリクガメのかめじろうと生活して4年目になりました。
まったくの初心者だったのでリクガメと名前のつく本はほぼ全て目を通し、特にヘルマンリクガメの知識を身に付けてきました。
この記事ではヘルマンリクガメの爪が伸びるデメリットと具体的な爪の切り方についてお話しています。
この記事を読んでもらうことで「ヘルマンリクガメの爪のケアの仕方がバッチリ分かり、リクガメに快適な生活を送ってもらう」ことができます。
- ペットのリクガメは柔らかい床材の上を歩くことが多いため、爪が削れずに伸びやすい
- 爪が伸びすぎると歩行障害や関節が変形するリスクがある
- 爪を切るタイミングは「爪が伸びたなぁ」と感じた時(1年に1回程度)
- 人間用の爪切りをリクガメ専用として使用する
- 爪の根元の黒い部分は神経や血管!そこまで切らないように注意!
飼育下のリクガメの爪は伸びやすい!伸びないように工夫が必要
- 飼育下のリクガメは爪が伸びやすい
- リクガメは爪が伸びすぎると歩行障害や関節が変形するリスクがある
- 【リクガメの爪が伸びすぎ防止】ケージ内の工夫
順番に説明していきます。
野生のリクガメは石や岩などの固い場所を歩くことで爪が自然に削れるため、爪を切る必要はありません。
しかし1日の大半をケージの中で生活する飼育下のリクガメは、柔らかい床材の上を歩きます。
柔らかい床材の上では爪が十分に削れないので、飼育下のリクガメは爪が伸びやすくなります。
リクガメは前脚より後脚の爪の方が伸びやすい傾向があります。
爪が伸びすぎるとしっかりと足で踏ん張ることができなくなり、足を引きずるように歩くようになってしまいます。
そのような歩き方が続くと、関節に普段と違うストレスがかかります。
関節に異常なストレスがかかる歩き方を続けた場合、脚の関節が変形するリスクがあります。
日頃から爪の長さや歩き方を観察するようにしましょう!
ケージ内でも爪が伸びにくい工夫として、コンクリートのブロックを入れる方法があります。
かめじろうのケージではバスキングライトの下あたりにコンクリートのブロックを敷き詰めています。
バスキングライトでコンクリートは温められるので、足元から温める効果も期待できます!
また春や秋などリクガメにとって過ごしやすい季節には、お家の庭や近くの公園でお散歩させてあげましょう。
ストレス発散にもなる上、爪を削る効果も期待できるよ♬
食べられる野草がある場所だと、もっと嬉しいなぁ♬
リクガメの爪切りは伸び具合で決める!頻度は約1年に1度程度でOK
リクガメはイヌなどの他のペットと比較すると爪の伸び具合は緩やかであることが多いです。
リクガメの爪切りの頻度は「爪の伸び具合」によって検討しましょう。
ぼくたち人間も「爪が伸びてきたなぁ」と思ったら爪を切りますよね!
その感覚で大丈夫です!
かめじろうの場合「1年に1度程度」の間隔で爪を切っています。
しかし飼育環境によっては1年経たなくても爪が長くなる場合があったり、1年以上経っても爪があまり伸びない場合もあります。
「爪が伸びてきたなぁ」と思った時が爪を切るタイミングです。
リクガメの爪の切り方!リクガメ専用の爪切りを準備して黒い部分は傷付けない
- 人間用の爪切りを「リクガメ専用」として使用する
- リクガメの負担にならないように短時間で済ませる
- リクガメの爪の黒い部分は神経や血管!深爪に注意!
リクガメの爪を切る場合は、人間用のニッパータイプの爪切りがおすすめです。
100均などで安く購入できる爪切りもありますが、切れ味が良い爪切りが適しています。
切れ味が悪い爪切りは、爪を押し潰すように切断するものが多いです。
押し潰すように爪を切ることで、爪が縦に割れるリスクがあります。
できるだけ切れ味が良い爪切りを選択するようにしましょう。
リクガメは頭や脚を触られるのが苦手な個体が多いです。
- 長時間持ち上げられる
- 脚を強く持たれる
- 爪を切られる
これらは全てリクガメにとってはストレスになります。
爪切りをするためにしょうがないのですが、可能な限り早く終わらせるように心がけましょう。
リクガメの爪をよく見ると、爪の根元の方が黒くなっているのが分かります。
爪の黒い部分は神経や血管が通っているため、傷付けないように注意が必要です。
深爪されると爪から出血しちゃうよ〜
歩き方にも影響が出るから、気をつけてね!
黒い部分に注意していても、出血することはあります。
そのような場合に備えて「オキシフル」などの消毒液を用意しておくのがおすすめです♬
日々の健康チェックでリクガメのわずかな変化に気付けるようにしましょう!
健康チェックの関連記事